こんにちは、SOUDANYAの小山です!
空き家管理では建物の内部だけでなく、敷地内の状態を確認することもとても重要です。
伸びすぎた草木や不法投棄など、敷地内の異常は知らないうちに近隣トラブルや空き家の資産価値低下を招く原因になることがあります。
以前、ある不動産調査の際に、物件に程近い土地に「ゴミ」(らしき)物が積まれている敷地がありました。確認してみると、何年も放置してあるようです。
もし、不法投棄ならば処分をし、再発防止に手間と費用がかかることになるでしょう。

今回は、そうならないために空き家の敷地内で確認してほしい3つのポイントをご紹介します!
1. 草木の伸びすぎや枯れ木の確認
空き家の庭は放置されることが多く、草木が伸びすぎてしまうことがあります。これが隣接する敷地に影響を与えると、近隣トラブルに発展する可能性もあります。以下を確認しましょう:
庭木が越境していないか?
隣地の境界を越えている場合は、早めに剪定を。
枯れ木が倒れそうになっていないか?
強風で倒れる危険がある木は早急に対応する必要があります。
雑草の繁茂状況を確認
夏場に伸びた雑草を放置しておくと、虫の発生や見栄えの悪化につながります。
2. ゴミや不法投棄の有無をチェック
空き家は人の目が届きにくいため、不法投棄の標的になりやすいです。敷地内にゴミや不要物がないか確認しましょう。
道路から見える場所にゴミがないか?
外から見える場所に不用品があると、不法投棄の誘発につながります。
放置された自転車やタイヤなどの大型ゴミはないか?
これらは目立ちやすく、他のゴミを呼び込む原因になることがあります。
3. 外構やフェンスの破損を確認
敷地の外構やフェンスも、見落とされがちな部分です。破損があると、外からの侵入を防ぎにくくなり、防犯上のリスクが高まります。
フェンスが壊れていないか?
錆びや破損がある場合は修理を検討。
門扉がスムーズに開閉できるか?
開閉が難しい場合はヒンジの調整や潤滑剤の使用を。
敷地の境界が明確か?
隣地との境界が曖昧な場合は、トラブルになる前に確認しましょう。
敷地内の管理が空き家の価値を守る
空き家の敷地は、外からも見られる部分が多いため、整備されているだけで周囲に良い印象を与えます。また、トラブルのリスクを軽減し、資産価値を維持するためにも、定期的な確認を心がけましょう。
「敷地の管理が難しい」という方は、ぜひ専門家に相談してみてください。整備のアドバイスや具体的な作業をサポートいたします。
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まとめ
空き家管理は、建物だけでなく敷地全体を見守ることが大切です。
定期的に敷地内の確認を行い、トラブルのない管理をしましょう。
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