【実家の売却を考えたらまず読む】後悔しない売却方法の選び方と最適な流れ
- 相続対策専門士 小山智子

- 11月10日
- 読了時間: 5分
更新日:11月11日
鎌倉・湘南の実家売却ならSOUDANYA
相続した実家、親が施設に入って空き家になった実家、いつかは…と思いながらも先延ばしにしていませんか?
「売るしかないかな…でも何から手をつければいいの?」「片付けが大変…古いまま売れるの?」「土地だけの方が高く売れるって本当?」

実家売却は選択肢が多いからこそ迷います。
そして残念ながら、
“とりあえず売却”が、あなたにとっての最善とは限りません。
この記事でわかること。
✅ 売却方法の違い
✅ それぞれのメリット・デメリット
✅ 失敗しないための注意点
✅ あなたに合った方法を見つける視点
■ 実家の売却は「4つの方法」から選ぶ
実家の売却方法は、大きく4つに分けられます。
どれが正解ということではなく、家の状態・家族の状況・手間・費用・時間の優先順位によって最適解が違います。
① そのまま売却する(現況渡し)
室内に荷物が残っていても、老朽物件でも、今の状態のまま引き渡す方法です。片付けや修繕をしないため、最も手間がかからず売却までが早いのがメリット。一方で「買主が自由に使える状態」ではないため、価格は下がりやすい傾向があります。
とにかく早く進めたい、体力や時間をかけたくない、手間を最小にしたい方に向いています。
② 片付けてから売却する
建物は古くても、荷物を撤去して中を見せられる状態にすることで印象が大きく変わります。購入希望者が物件をイメージしやすくなるため検討者が増え、結果的に売却価格が上がるケースも多くあります。
ただし、片付けの労力・時間・費用が必要になることがネックです。空き家の片付けは想像以上の負担になります。
「次の人に気持ちよく使ってほしい」「少しでも良い条件で売りたい」方におすすめです。
③ リフォームして売却する
まだ建物に価値がありそうな場合、修繕やリフォームをして売却する方法です。上手くいけば高値で売れる可能性もありますが、ここで注意したいのは、
かけた費用=売却額に上乗せされるわけではないという点。
リフォーム内容やエリア需要によっては、投資分を回収できないリスクもあります。ここはシビアな見極めが必要です。
「建物に十分な市場価値がある」「購入者層の需要が見える」ときのみ有効な選択です。
④ 更地にして売却する
建物の老朽化が進んでいる、安全面に不安がある、リフォームしても活用が難しい場合は、解体して土地として売却する選択肢があります。土地としての評価で売れるため買主が見つかりやすい一方で、解体費用の負担と、建物がなくなることで**固定資産税が高くなる(最大6倍)**可能性がある点に注意が必要です。
「建物では買い手がつきにくい」「土地として活かしたほうが早く売れる」場合の選択肢になります。
■ 実家売却で必ず通る「4つのステップ」
家の現状を把握する(老朽度・残置物・境界・名義・相続の状況など)
どの方法で売却するか決める(現況、片付け、リフォーム、更地)
売却準備(片付け、査定、解体、測量など)
売却活動 → 契約 → 引き渡し
💡ここで重要なのは、
最初に「売却方法」を決めるのではなく、まず家の状態と家族の希望を整理すること。
これを飛ばすと、選択を誤りやすくなります。
■ よくある後悔ポイント3選
❌ 1. 解体して更地にしたら税金が3〜6倍に上がった
土地価格だけを見て「更地が有利」と思いがちですが、住宅がないと固定資産税の優遇が外れます。
❌ 2. リフォームしたのに売却価格に反映されなかった
「良くすれば売れるはず」と投資すると、回収できないケースも。
❌ 3. 荷物の片付けだけで疲れ果てて売却がストップ
空き家は想像以上に“片付けが最大のハードル”になります。
■ 最適な売り方は「家」ではなく「あなたの状況」で決まる
たとえば…
早く現金化したい → そのまま売却
次の人に気持ちよく住んでほしい → 片付けて売却
建物価値がある → リフォームも視野
建物が古く危険 → 更地で売却検討
同じ家でも、家族の状況、資金、時間、思い、税金、などを見据えた次の人生プランでその答えは変わります。
■ SOUDANYAができること
SOUDANYAができることは、
不動産のプロ目線(価格、売却戦略)
FP目線(税金・資金計画)
暮らしの視点(片付け・相続・家族の合意形成)
この3つをまとめて相談できる窓口です。
だからこそ、
「売るべきか」 「どう売るべきか」 「本当に売っていいのか」 「売った後の暮らしはどうなるのか」
ここまで一緒に考えられます。
■ こんな方は今すぐご相談ください
✔ 片付けから何から手をつけていいかわからない
✔ 解体・更地・リフォームで迷っている
✔ 相続登記や名義で止まっている
✔ 思い出と現実の間で決めきれない
✔ 価格だけじゃなく「自分の納得」も大切にしたい
■ 相談が“最初の一歩”でいい
実家の売却はゴールではなく、次の人生のスタートラインです。
あなたとご家族にとっての“ちょうどいい答え”を一緒に見つけます。
🌿 鎌倉・湘南の実家売却相談窓口
株式会社SOUDANYA(そうだんや)の不動産×お金×暮らしの視点で、後悔のない決断へ。
🔽 まずはお気軽に個別相談へ(今の状況をお聞かせいただくだけでOKです)
✨ 最後にひとこと
「売る」が正解とは限りません。「判断できる状態になる」ことが、まず最初のゴールです。
そのための伴走者がSOUDANYAです。




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