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寒い季節こそ注意!空き家の水道・電気設備を点検する3つの方法

執筆者の写真: 相続対策専門士 小山智子相続対策専門士 小山智子

更新日:1月27日

こんにちは、小山です!空き家管理を考える上で、水道や電気などの設備が正常に動作しているかどうかは、とても重要なポイントです。特に寒い季節になると、水道の凍結や電気設備の劣化が問題になることがあります。





以前、管理している物件の入居者様から、「お風呂のお湯がいっぱいにならない」とご連絡をいただいたことがありました。調査したところ、給湯設備の劣化が原因でした。その際、トイレ設備の故障も同時に発生しており、設備の劣化は突然起きることを実感しました。

その後、最新の設備を設置し、入居者様には安心して暮らしていただいていますが、空き家の場合も同様で、突然のトラブルに備えるために定期的な点検が欠かせません。


今回は、水道・電気設備の点検で確認してほしい3つの方法をご紹介します!



1. 水道の凍結や配管の破損を防ぐ

空き家では、水道を長期間使わないことで配管に問題が生じることがあります。特に寒い季節には、凍結や破裂が起きやすいので、以下の点を確認しましょう:

  • 蛇口をひねって水が出るか確認

    長期間使用していない場合、水がスムーズに流れないことがあります。赤錆や汚れがある場合は、専門業者に相談をしましょう。


  • 配管周りの保温材をチェック

    配管が外に露出している場合、保温材で凍結を防ぎましょう。保温材が劣化していたら交換をおすすめします。


  • 水抜きをする

    寒冷地では、使用しない間は水を抜いておくと凍結を防げます。

【アドバイス

冬場の凍結防止策として、水を少しずつ流し続ける方法も有効です。


2. 電気設備の老朽化を確認する

空き家の電気設備は、使用頻度が少ないため劣化が進みやすい部分です。点検の際は、以下を確認してみましょう。

  • 照明やコンセントが正常に動作するか確認

    電球が切れていないか、コンセントに異常がないかをチェックします。古いコンセントはショートの原因になることも。 


  • ブレーカーを一度落として動作を確認

    電力供給に問題がないか、ブレーカーを試してみましょう。

  • コード類の劣化をチェック

    ねじれや亀裂のあるコードは交換が必要です。特に湿気が多い場所では要注意。

【注意】  電気設備は専門知識が必要な場合があるため、不安があれば業者に相談してください。

3. ガス設備の確認も忘れずに

ガスを使用している場合、以下の点も確認しておきましょう。


  • ガス漏れの有無

    ガスの匂いがしないかを確認。少しでも異常を感じたら速やかにガス会社へ連絡をしましょう。

  • ガスメーターの確認

    メーターが動作しているかチェックし、ガスを使わない期間は元栓を閉めておくことをおすすめします。ガスの供給を一時止めてもらうことも有効です。

【水道・電気設備の点検が空き家を守る】

水道や電気の不具合は放置すると修繕費が高額になるだけでなく、建物全体に影響を与えることもあります。定期的な点検をすることで、空き家の安全性を維持し、トラブルを未然に防ぐことができます。

「設備の点検が難しい」という方は、ぜひ専門家に相談してみてください。早めの対策が将来の安心につながります!



他のチェックポイントもチェック!

  • 屋根や外壁の破損チェックのポイント

  • 防犯対策の重要性と具体策

  • 敷地内の異常を確認する方法

  • 火災保険や契約内容の見直し方


まとめ

空き家の設備は、見えない部分で問題が起きやすい場所です。年末のこの時期に、水道や電気の点検をしっかり行い、大切な家を守りましょう!空き家管理に関するご相談はこちら!

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